映画『国葬の日』

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2023.09.06

10都市ポスターヴィジュアル解禁!

安倍晋三元首相の国葬が執り行われた 2022 年 9 月 27 日に全国 10 都市でカメラを回し、現代日本のリアルな姿を描き出した本作『国葬の日』。劇場公開に先立ち、映画に登場する各都市――東京、下関、京都、福島、沖縄、札幌、奈良、広島、静岡、長崎――のシーンを使った 10 種類のポスターヴィジュアルが完成しました。


※左上から順に、下関、京都、奈良、広島、札幌、東京、沖縄、福島、長崎、静岡

タイトルロゴが印象的なヴィジュアルを手がけたのは、大島渚監督作『戦場のメリークリスマス 4K 修復版』『愛のコリーダ 修復版』やウォン・カーウァイ監督「WKW4K ウォン・カーウァイ 4K 5 作品」などでも知られるグラフィック・デザイナーの成瀬慧氏。(※大島渚の「渚」は旧字体が正式表記)

◤成瀬慧氏(グラフィック・デザイナー)のコメント◢

こんにちは。映画ポスターを作っております、成瀬慧です。
「国葬の日」となった 2022 年 9 月 27 日、僕は全くの無関心を決め込んでいました。その心は、やる・やら
ないの間をとって、どっちでもいいよ、というものでした。ところが、大島新監督の『国葬の日』を鑑賞す
ると、僕も同じ国に住む人々の輪の中に入っていくことになりました。写された方々が発する意見を聞くこ
とで「国葬」や今の日本の姿について、それなりの意見が僕の心の中で形成されていくことになりました。
無関心でいるのは案外難しい…。「分断」の象徴としての「国葬」を意識してタイトルデザインを作りまし
たが、映画には 2 つに分けられるような話だけじゃない日常が否応なく映し出されています。「国葬」から
見る日本の風景を、死者に敬意を払いつつ、数珠繋ぎのイメージとして作りました。

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